人生を変える洋楽

誰かの人生を変えるような楽曲の歌詞を考察・解説するブログ

Erutanの「Jabberwocky」を考察してみた

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Twas brillig, and the slithy toves
 Did gyre and gimble in the wabe;
 All mimsy were the borogoves,
 And the mome raths outgrabe.
 
 Beware the Jabberwock, my son!
 The jaws that bite, the claws that catch!
 Beware the Jubjub bird, and shun
 The frumious Bandersnatch!
 
 He took his vorpal sword in hand:
 Long time the manxome foe he sought
 So rested he by the Tumtum tree,
 And stood awhile in thought.
 
 And as in uffish thought he stood,
 The Jabberwock, with eyes of flame,
 Came whiffling through the tulgey wood,
 And burbled as it came!
 
 One, two! One, two! And through and through
 The vorpal blade went snicker-snack!
 He left it dead, and with its head
 He went galumphing back.
 
 And hast thou slain the Jabberwock?
 Come to my arms, my beamish boy!
 O frabjous day! Callooh! Callay!
 He chortled in his joy.

<解説>

この曲はErutanがルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』の作中にあるジャバウォックの詩をそのまま歌ったものだ。

よって、歌詞の考察も何もないが、言いたいことは少なからずある。

 

まず、こういう曲は本当に素敵だ。

ハープや鈴や手拍子が軽やかに鳴り響く一方で、笛が主題となるメロディを歌声の後ろで奏で続けている。それが妙に重厚な雰囲気を醸し出していて面白い。また、Erutanの声と感性は民族的な音楽を得意としているが、それがこの曲でも発揮されている。

文学や詩を題材としてそこに独自の世界観を加えた音楽は、通常の曲とは別の意味で魂を震わせる美しさを持っているから、こういうのがもっと増えると良いと心底思う。

 

twas=it was

thou hast=you have (汝は〜を持てり)

 

古英語の響きも良い。

 

知っての通り、『不思議の国のアリス』はナンセンス文学と呼ばれており、言葉をでたらめに羅列したような詩が沢山出てくる。ジャバウォックの詩もその内の一つであり、解釈や意味の理解は望めない。ジャバウォックに関しては、ディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド』を見ればこの生き物のイメージが湧くと思う。

 

この作品の象徴でもあるお茶会で用意されるものは、お菓子や鏡や時計といった、実にゴシック文学の舞台に登場する小道具に似たものばかりだ。しかし、陰湿で重く閉鎖的なゴシックものとは打って変わって、作品は明るい空気で溢れている。ゴシック文学の象徴である、紅茶やお菓子、トランプや鏡や時計などが屋外に持ち出されたことで、因縁の糸が切れ、重厚な因果関係が薄くなり、作品が軽くナンセンスになった。だのに、だ。全てが開放的な「外」で起こっているのに、ゴシックものの「理不尽さ」を継承し、矛盾が数え切れないほど存在している。その何とも言えない違和感が『不思議の国のアリス』という作品を彩っている。もちろん一個人の見解ではあるが。

 

最近の英文学界では、シェイクスピアの研究が主軸になっているらしいが、もし自分が英文学を専攻するなら、間違いなくルイス・キャロルの作品を研究すると思う。難解で曲がりくねった言葉を紡いでも、イギリスの古詩としての形(主人公が怪物を倒すという構造も含めて)を「完璧に」保っているばかりでなく、読む人の心に景色を見せてくれる...こんな作品に手を出さないわけにはいかない。

 

詩の内容は、読んだヒロインのアリスさん(設定年齢7歳6か月)によれば、
「ともかく、誰かが何かを殺した」
のだそうである。 

(引用&参考:ピクシブ百科事典)

 

森に住む正体不明の怪物であるジャバウォックを、名前のない主人公が剣で倒すお話であり、それ以上でもそれ以下でもない。何かの象徴ですらない。格式高そうな(?)文章をいくら考察しようとしても、何も出て来ない。いわゆる言霊はそれ以上の何ものでもないのだ。この曲では、主人公の女の子(この子がアリスだろう)が、黒い服を着た自分そっくりの女の子に、わけも分からずに襲われる動画になっている。そこに目的もなければ理由もない。なぜ?などと考えてはいけない。感じるんだ。空気を、世界を、そして私たちが幼い頃に魅入られた「物語」を。

 

和訳が知りたい方は下のリンク先でぜひ読んで見てほしい。

 

ja.wikipedia.org

 

私自身はこの詩を心底美しいと感じた。

7歳より前の子供たちの世界観なら、実際こんなもんなのか。あるいは、精神病と呼ばれる病を患ったとされる、この世の理の外に生きる人々が見える世界はこんな感じなのか。

深淵に踏み入りたくなるくらいに魅力的な感性は、意外と私たちの身近にある。

 

それとも、作者のルイス・キャロルにとっては純粋な言葉遊びだったのだろうか。確かにtumtum treejubjubなどは声に出すだけでもとにかく楽しい。小さい頃にテレビで見たNHKの「にほんごであそぼ」が思い出される。惹かれるままに口ずまむように、言葉に触れた感覚は懐かしいものだ。

一 二! 一 二! 貫きて尚も貫く 

不思議の国のアリス』は楽しい。確かなのはそれだけで良い。

ベット・ミドラーの「The Rose」を考察してみた

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Some say love it is a river
That drowns the tender reed
Some say love it is a razor
That leaves your soul to bleed
Some say love it is a hunger
An endless aching need
I say love it is a flower
And you it's only seed

It's the heart afraid of breaking
That never learns to dance
It's the dream afraid of waking
That never takes the chance
It's the one who won't be taken
Who cannot seem to give
And the soul afraid of dyin'
That never learns to live

 

When the night has been too lonely
And the road has been too long
And you think that love is only
For the lucky and the strong

Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun's love
In the spring becomes the rose

<解説>

まずイントロが素晴らしい。ピアノでCとGの5度音をローテンポで鳴らし続けているだけだが、落ち着いた空気の中に1本の強い意志が貫かれている、という曲全体の色合いをイントロからしっかり表現している。

 

前提として、この曲でいう愛というのは、神の愛や博愛や人類愛といった抽象的で高潔な愛の意味ではなく、特定の人やものに対する日常的な愛を指している。それゆえ、リスナーの日々に寄り添った言葉が紡がれている。

 

Aメロでは「愛」に様々な比喩を使っている。

誰かが言う 愛はか弱い葦を溺れさせる川だと

reedは葦。韻を踏むためにこの言葉を選択しているとは思うが、少なからず、パスカルの「人間は考える葦である」を意識しているに違いない。弱い葦というのは人間の喩えだ。川沿いに生えている葦は川の水がないと生きていけない。だが、川が増水し流れが速くなることで腐る葦や流される葦が出てくる。

人間という弱い葦から、考えるという理性を奪い、堕落させ飲み込んでしまう。一方で溺れるように浸かっていないと逆に生きてゆけない。まさに依存である。

愛は魂を流血させる剃刀の刃だ

愛は飢えであり果てしなく疼く欲求だ

 

Aメロの最後で「私」の考えが語られる。

愛というのは花で あなたはそのたった一つの種だ

only

たった一つという言葉を使っている。一人一人咲かせられる花(薔薇)は違うのだけど、その貴い花を咲かせられるのはその人(一つの種)だけ、という意味なのだろう。

 

最初の3つの例えはどれも愛を強く酷なものだと考えている。川、剃刀、飢え、どれも人にとって脅威となり得るものだ。それに対し、「私」は愛を花という弱く儚いものだと考えている。この違いはなんだろう。

依存させ傷つけ渇望させる愛は外から内に向かっている。心の外から内に働きかけさせてしまっている。愛という心の外にある何かが、自分を依存させ傷つけ渇望させる。

故にそれは違うんだ、と。愛は外側にはない。内から外に向かうものだ。愛は、自分という種が外に向かって花を咲かせようとするかのように、誰かに与え魅せてゆくもの。ベクトルが違う、これが最初のAメロが言いたかったことだ。

 

この曲の真価は2回目のAメロの歌詞にある。

 

壊れることを恐れる心は踊れない

覚めることを恐れる夢はチャンスを掴み取れない

奪われることを恐れる者は与える喜びを知らない

死ぬことを恐れる魂は生きていない(のと等しい)

 

言葉選びが美しくて聞く人の心を魅了する歌詞だ。恐怖という感情の扉を、決して小さくはないその扉をそっと押し開けて、一歩踏み出すことの大切さを教えてくれる。

 

 

雨風に打たれて、痛くて悲しくて、世界のどこにも味方がいないような気分になる夜があるかもしれない。全てが寒くて仕方なくて、何も考えたくない、何もかも諦めたい、そう思ってしまうかもしれない。もうどうでも良いんだ、ここで人生を終わらせてしまおう...らしくない考えが頭をよぎるかもしれない。生きていくのに希望が見えないそんな夜。

あるよね。分かる。すごく分かる。

怖いよね。寂しいよね。虚しいよね。世界も人々も全てが敵に感じた夜はすごくすごく苦しいよね。自分が誰よりも弱いちっぽけな存在に思えてくるよね。もう、どこにも辿り着かないような気がするよね。

そんな時は、目を閉じて、力を抜こう。今はそれだけで良い。この時間を静かに生きてゆければそれで良い。流れに身を任せて。大丈夫、あなたの内側には今この瞬間もちゃんと貴い「種」がある。愛の種はあなたの中にある。

そうして、いつか、どこかのタイミングで、一歩踏み出せる日を待とう。いつか、外に向かって踏み出したいと思う日が来る。扉を開けるその日のために、今は種として土の中で静かに待とう。あなたの中にそれはちゃんとある。花開く時が必ず来る。

心を落ち着けて。

あなたの内側に秘めたもの(種)は大きい。冬の今はそれを秘めているだけかもしれないけれど、いつかそれが外に向かって花開く日が来る。決して今じゃなくて良い。いつか、あなたの愛(薔薇)を内から外に向かって、咲かせる日が必ず来る。その日が来るまで、ゆっくりじっくり自分を信じて待とう。今この瞬間は自分を思いっきり、抱きしめてあげよう。

マイケル・ジャクソンの「Heal The World」を考察してみた

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(前振りは省略)

There's a place in your heart
And I know that it is love
And this place could be
Much brighter than tomorrow

And if you really try
You'll find there's no need to cry
In this place, you'll feel
There's no hurt or sorrow

There are ways to get there
If you care enough for the living
Make a little space
Make a better place

Heal the world
Make it a better place
For you and for me
And the entire human race

There are people dying
If you care enough for the living
Make it a better place
For you and for me

If you want to know why
There's love that cannot lie
Love is strong
It only cares of joyful giving

If we try we shall see
In this bliss we cannot feel
Fear or dread
We stop existing and start living

Then it feels that always
Love's enough for us growing
Make a better world
So make a better world

Heal the world
Make it a better place
For you and for me
And the entire human race

There are people dying
If you care enough for the living
Make a better place
For you and for me

And the dream we were conceived in
Will reveal a joyful face
And the world we once believed in
Will shine again in grace

Then why do we keep strangling life
Wound this earth, crucify its soul
Though it's plain to see
This world is heavenly
Be god's glow

We could fly so high
Let our spirits never die
In my heart
I feel you are all my brothers

Create a world with no fear
Together we cry happy tears
See the nations
Turn their swords into plowshares

We could really get there
If you cared enough for the living
Make a little space
To make a better place

Heal the world
Make it a better place
For you and for me
And the entire human race

There are people dying
If you care enough for the living
Make a better place
For you and for me

<解説>

この曲はマイケル・ジャクソン自身にとって最も特別な1曲だったらしい。実際、この曲は数え切れないくらい多くの人の心を救っただろうし、この先も救い続けるだろう。

マイケル・ジャクソンの、人間への信頼と期待、理想の世界への切望が、美しいメロディと畳みかけるような口調からひしひしと感じる。いかに彼がこの世界を愛していたかが痛いほど分かる曲だ。

 

まず言いたいのが、彼はタイトルで「heal」という言葉を使っていることだ。「Save The World」でも良さそうなのに、あえてhealを用いている。世界を救うではなく、世界を癒やす。この世に善人と悪人とが存在すると考えている人には、きっと出てこない言葉のチョイスだ。

僕たちは最初から慈愛に満ちた素敵な世界を作れるはずなんだけど、今ほんのちょっとずれちゃってるみたいなんだ。でも、大丈夫。今からでも良いから、もう一度思い出してみよう、立ち帰ってみよう。僕たちにはできるはずだ。

そんな声がこの曲から聞こえてくる。地球上では今もなお、誰かが傷ついている、死にかけている。それでも、悪者なんていない。誰しもがもう少しだけ人を愛せるだけで、世界は全く違う景色になるんだ。

この世界に生きる人の子は皆、例外なく素晴らしい存在であるという考えが楽曲の根底を流れている。本当に優しくて優しくて仕方のない歌だ。

 

あなたの心にはある場所がある

僕にはその場所が愛だって分かるんだけど

それは輝く明日よりも

さらに眩しい場所になるかもしれないんだ

 

最初のAメロの語りかけ。どうしてこんな素敵な言葉が出てくるのだろう。

 

Make a little space

全ての誰かのための小さな居場所を作ってあげよう

Make it a better place
For you and for me
And the entire human race

より良い場所(世界)にしようか

あなたのため僕のため そして全ての人類のために

 

Cメロでマイケル・ジャクソンの想いが溢れている。

And the dream we were conceived in
Will reveal a joyful face
And the world we once believed in
Will shine again in grace

Then why do we keep strangling life
Wound this earth, crucify its soul
Though it's plain to see
This world is heavenly
Be god's glow

そして夢 僕らが思い描いた夢はきっと歓喜の表情を覗かせるだろう

そして世界 僕らが一度は信じた世界はきっとまた綺麗に輝けるだろう

だのになぜ?僕らはずっと苦しい生き方を続けるんだ?

この地球を傷つけ その魂をいたぶる

この世界は天国のように素晴らしく

神の光とともに存在することが

明らかなのに

 

plain 

明らかだと言い切っている所が、マイケル・ジャクソンの信念を表現している。

アメリカ人である彼の中にはキリスト教の精神が溢れているが、言っていることは民族・宗教・人種に関わらず、人々の心の奥に届くだろう。

I feel you are all my brothers

みんな僕の兄弟なんだ

 

この記事を書いている今、ロシアとウクライナが戦争をしている。時代が進み、歴史が積み重なってなお、世界はいつまでもずっと傷つけ合い、殺し合っている。

それでも、この世界に悪者なんて存在しない。

If you want to know why
There's love that cannot lie
Love is strong
It only cares of joyful giving

なぜ偽りのない愛が存在するのか

分からないのなら(教えてあげる)

愛は強くて

ただ与える喜びだけを知っているんだ

 

マイケル・ジャクソンが思い描いた世界を、彼が信じた人間を、どうか無謀な理想論だと一蹴しないで欲しい。高みの見物だと否定しないで欲しい。

 

We could really get there

僕たちは本当にそこに辿りつけるかもしれない

 

色んな現実があるかもしれない。だけど、あなたはこの曲を尊いと心の底から感じた。

それがあなたの答えであり、人類の答えであるはずだ。

エンヤの「Wild Child」を考察してみた

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Ever close your eyes

Ever stop and listen

Ever feel alive

And you've nothing missing

You don't need a reason

Let the day go on and on

 

Let the rain fall down

Everywhere around you

Give into it now

Let the day surround you

You don't need a reason

Let the rain go on and on

 

What a day

What a day to take to

What a way

What a way

To make it through

What a day

What a day to take to

A wild child

 

Only take the time

From the helter skelter

Every day you find

Everything's in kilter

You don't need a reason

Let the day go on and on

 

Every summer sun

Every winter evening

Every spring to come

Every autumn leaving

You don't need a reason

Let it all go on and on

 

What a day

What a day to take to

What a way

What a way

To make it through

What a day

What a day to take to

A wild child

<解説>

この曲以上に、人生の本質を突いている曲は無いんじゃないかと思えるほどの傑作。終始一貫して伝えようとしている考え方は「let it be」、なるように任せよ。かの有名なビートルズの曲名にもなっている。

 

エンヤは、伝統を愛するアイルランドの出身者なので、英語にナチュラルに古語的なニュアンスを含んでくる。例えば、一番初めのAメロにeverという言葉を使っているが、これは若干古い英語で「いつも」という意味だ。現代ではほとんどalwaysに代わられている。

三たび続けてエンヤは語りかけている。

どんな時も...目を閉じて、立ち止まって耳を澄ませて、生きていることを実感して。

And you've nothing missing

八方塞がりになって辛く苦しい思いをしている時ほど、彼女の言葉が胸に刺さる。今、ここにいるあなたは、生きている。だから、あなたは初めから何一つ失っていない。

続く2回目のAメロでは、優しい言葉で核心を突いている。

雨は降らせなさい。あなたの周りでただ降らせておけば良い。

私たちは、日々の忙しい生活の中で、焦りもがき苦しみ、様々な問題にぶつかり傷ついていく。その全てを今一度、放っておいて、自分が一人の人間としてこの世界に生きていることを思い出す。もっと言えば、価値観や思想や時間といった人々によって作られた概念すらも手放して、裸の自分、ありのままの自分としてこの世界と向き合ってみる。そうすると、今まで自分が悩んできた全てが、雨でしかないことを知る。抗おうと傘や屋根を必死に探し回っている時には気づかなかった、ふんわりと温かい雨。逃げる必要なんてなかった。気負って頑張って、何かを動かす必要なんて最初からなかったんだ。優しい雨に身を委ねて、穏やかに抱かれていれば良い。抗うのをやめて。肩の力を抜いて。雨はただ降らせておけば良いの。

 

この曲のタイトルは「Wild Child」だが、エンヤはサビで1日というものを野生児(反抗的な子ども)に例えている。「今日の1日」という腕白な子供は、なんて思い通りにならなくて、受け入れがたくて、それでいて愛おしくてしょうがないんだろう、と。

 

慌ただしく乱雑な迷い(helter skelter)の中から、あなたは本当に大切な時間だけを選び取ってね。そうすれば、あなたは日々気づくはず。

Everything's in kilter

全てはうまくいっている。

 

だからこそ悩まないで、苦しまないで。深呼吸して、ただただ今この瞬間生きていることを実感するの。日々この世界を、リラックスして楽しむの。全然難しくない。頑張らなくて良いんだよ。心の赴くままに生きよう。

(本当は)あなたに理由なんて必要ないの。

季節が巡るように、流れてゆく世界に身を任せよう。

頭で考えるんじゃない。心で感じるの。ありのままを受け入れる。楽しむ。抵抗せずに手放すの。そうして初めて見えてくる。初めて気が付く。全ては最初から上手く回っていたんだって。

世界はそんな風に出来ている。